ガンディーなら今の日本で何をするだろうか?

 ウイルスが拡散し、感染者が増え、経済が冷え込み失業者も増えています。それなのに、政府の対策は布マスクを配ることなど、あまりにも的外れです。

 ガンディーが今の日本に生きていたら、何をするかを考えてみました。

 

1.余分な富を自主的に捧げること

 ガンディーなら、頼りにならない政府よりも、お金持ちに寄付を呼びかけるでしょう。海外旅行や観劇などを取りやめた人も多いはずです。そこで使うはずだったお金が余っているなら、観光業や飲食業での仕事がなくなって失業してしまった人たちのために寄付をしてほしいものです。連休中であっても休まずに働いてくれる人がいるから、旅行を楽しめるわけです。そうやって、働いてくれていた人々が今困っているなら、いつも働いてくださっていたことへの感謝を込めて、使うはずだったお金を寄付できるようなシステムができると良いなと思います。

 強制されてではなく、自主的に捧げられる人が増えるなら、日本はすばらしい国になっていくでしょう。

 

2.自らの手足を動かす

 ガンディーも言っていたことですが、紙幣が富ではありません。労働者の手足こそが富を生み出しています。政府に送ってもらわなくてもマスクを手作りする事だってできます。米や野菜を育てることができるなら、失業しても餓死はしません。都会で暮らしていても、料理はできるでしょう。外食をやめて料理をすることで、お金が節約できるなら、それだけの金額を稼いだのと同じことです。

 カップめんなどを買いあさるのではなく、米、味噌、豆、根菜、乾物などをストックして、葉野菜を軽くゆでて冷凍保存しておけば、自宅にこもっていても10日くらい生きていけます。そして、カップめんなどよりも安い費用で暮らせるはずです。一昔前の雪国の人たちの冬の暮らしにならえば、収入が減っても、生き延びられるのではないでしょうか?

 

 パソコンの前に座っているとお金が転がり込んでくる仕組ができているために、忘れられていますが、お金があってもマスクが手に入らなくなったように、お金があっても食料が手に入らなくなる時代がそこまで来ているのかもしれません。

 このまま何もしないでいたら、暴動になってしまうかもしれません。そうならないためにも、今から、自分の手足をマメに動かして暮らす術を、少しずつ身につけていきたいものです。

 給料をもらう生活だけが暮らしではないはずです。せっかくの機会ですから、家にひきこもって、料理や手仕事や読書などもして、本当の意味での、豊かな暮らしを実現してみてはいかがでしょうか?